メタバースとは?わかりやすく解説します
はじめに
最近なにかと話題のバズワード「メタバース」について簡単にわかりやすく解説します。
このページを見れば、
が、わかるようになります。
メタバースとは
メタバース (Metaverse) とは、いわゆる仮想空間や仮想空間上のサービスのことです。
メタバースのユーザーは自身のアバター(分身)を作成して、スマホやパソコンを使用して仮想空間にアクセスします。
2006年にメディアで取り上げられたセカンドライフは、メタバースの走りと言えます。
ちなみにセカンドライフはサービス提供しています。
仮想空間では、買い物(実際のネットショッピングや仮想空間上のアイテム購入)や販売(例えば仮想空間上の衣類や家具など)といった経済活動を行なったり、労働(例えば衣類のデザインやプログラミングといった知的労働)を行ったり、株取引を行ったりして、もう一つの現実として生活することが想定されます。
これまでのメタバース
仮想空間の走りは、1997年にリリースされたウルティマオンラインというオンラインゲーム(MMORPG)です。
ユーザーはゲームのアバターを作成し、他のユーザーと一緒に闘ったり、家を建てたりできます。
2000年前半には、ファイナルファンタジーXIやラグナロクオンラインといったMMORPGがサービスを開始しました。
2006年にセカンドライフがサービス開始し、各国の企業が仮想空間上で経済活動を行うようになりました。
セカンドライフのブームは長続きせず、しばらく仮想空間上のサービス(メタバース)は下火となりました。
2021年10月、Facebook の CEO マーク・ザッカーバーグ は「Facebook」の社名を「Meta」に変更すると発表し、メタバース事業の中核にすると語りました。
これによりメタバースが再度注目を集めるようになっています。
メタバースの今後
技術の発展により、メタバースのサービスとVRヘッドセットとの融合で深い没入感のあるユーザーエクスペリエンスが提供されると考えられます。
VRヘッドセットを装着することで、現実と変わらないレベルで仮想空間の街を歩いたり、自宅を購入し友人のアバターとパーティーしたり、シネコンで映画をみたりするかもしれません。
メタバースを運営する企業(プラットフォーマー)は、ユーザーや企業に対して税金のような形で課金することで、莫大な利益を得ることになると想定されます。
国内の動きとして、2022年3月には 一般社団法人メタバース推進協議会 が設立されましたが、米国企業のサービスに負ける未来しか見えません。
さいごに
最近なにかと話題のバズワード「メタバース」について解説しました。
参考になれば幸いです。