富士通パソコンのサブスク（FMV Prime）の契約上の注意点

はじめに

今回は、富士通のPCサブスクリプション（月額課金）サービス「FMV Prime」について契約上の注意点を記載します。

PCのスペックとか、コスパについては触れません。

FMV Primeの注意点→割賦販売

富士通クライアントコンピューティング株式会社が、2022年3月にPCサブスクリプション（月額課金）サービス「FMV Prime」をスタートしました。

「月々定額3,980円～」とサイトに記載されています。

サブスクリプション（通称：サブスク）といえば、一般的には以下のとおり解釈されています。

サブスク・サブスクリプションサービスとは？

日本では、サブスクリプションを略して「サブスク」と呼ばれることが多いようです。語尾に「サービス」が続くサブスクリプションサービスとは、顧客が月1回、年1回などで料金を支払って受けられるサービスを指します。代表的な音楽配信サービス「Spotify（スポティファイ）」、動画配信サービス「Netflix（ネットフリックス）」は月額制のサブスクリプションサービスです。一定の料金を支払えば、音楽が聴き放題、動画が見放題になるメリットがあります。

月額なり年額なりを支払う事で契約期間中はパソコンを使えるようになり、サブスクを解除するとパソコンを返却するというサービスをイメージしますが、実際は異なります。

トップページに以下の記載があり「賦払金」という言葉が出てきます。

• ・月々のお支払額（賦払金、等）ならびに総支払額、代金詳細については「FMV Prime 利用規約」をご参照ください。

そして、FMV Prime 利用規約には以下のとおり記載があります。

つまり、PCサブスクリプション（月額課金）サービス「FMV Prime」は、PCの割賦販売に個別サービスを組み合わせたものという事です。

 第2条（定義）

「本サービス」とは、お客様に当社指定の当社製パーソナルコンピュータ（以下、「PC」といいます）の割賦販売（割賦販売の定義につきましては本条4項をご覧ください）と、本規約に定める個別サービスを一体でご提供するものです。

富士通パソコン | FMV Prime サービス利用規約 

割賦販売ですので、PCサブスクリプション（月額課金）サービス「FMV Prime」を途中で解約する場合は、残債を支払う必要があります。（金額は利用規約に記載があります。）

3か月だけ使いたいという短期の用途には向いてませんね。

参考サイト

さいごに

今回は、富士通のPCサブスクリプション（月額課金）サービス「FMV Prime」について契約上の注意点を記載しました。